le mardi 13 novembre *マスタード
マスタード作りに欠かせない良質なワインビネガーが、ワインと合わせてこのブルゴーニュ地方では作られていることも、マスタード作りが盛んなことの一つの理由のようです。
今回は見学ツアーに行ったのは、ファロ。
上の写真はディジョンにあるファロのショップです。
店内にはタッチパネルでの商品説明などがあり、フランス語、英語、ドイツ語と並んで日本語表記もできました。
日本人もよく買って帰るということでしょうか。
ボーヌに工場がありました。
さほど大きくない工場でしたが、ファロのマスタードは全てここで作られているようです。
近年マスタード作りも機械化が進んでいるようですが、ファロはマスタードの種を石臼で挽くという伝統的な製法を守っている会社で、大きな石臼も展示されていました。
石臼を使うことで種を加熱することなく粉砕でき、風味を損なうことがないそうです。
時間はかかり短時間での大量生産はできないけど、品質を大切にしていることが伝わってきます。
このカラフルさがファロの特徴の一つ。
五感で感じることツアーということで、ここではマスタードの種を触り、匂いを嗅いだり、食べたりすることができました。
マスタードの種。
噛むとしっかりマスタードの味!
フランスで使われる多くのマスタードの種は、カナダやアメリカから輸入されるもののようですが、ファロではブルゴーニュでのマスタードの種の栽培にも力をいれているそうです。
今はファロのマスタードの80%がブルゴーニュで採れたものですが、来年には100%ブルゴーニュ産になるそうです。
説明してくれたお姉さんが、熱を込めて言っていました。
やっぱり、地元のものを使って作りたいという思いって、いいものだなぁ〜😊
工場内はマスタードの香りが広がっていました。
ラベリングは機械化されていましたが、一つ一つ手にとって最終的してから出荷されているようです。
ツアーの最後には、小瓶4つ入りのマスタードのお土産をいただきました。
ちなみにファロのマスタードを輸入している国ランキングで、日本は第4位でした。
そんなに上位だなんで知らなかったー!
ここに来るまで正直、ファロのマスタードなんて知らなかったけど、今度から日本で見つけたら喜んでしまいそうです。
お店の中には、マスタードの試食スタンドがあります。
10種類ほどのフレーバーを試せます。
柚やカレー、チーズ、赤ピーマンなどもありました。
定番のマスタードもおいしいけど、カシスやバジルも美味しかった!
マスタードってこんなにいろんなフレーバーで楽しめるんだ😆
マスタードの自販機。
一つ1ユーロでお手軽。
カラフルな瓶が並ぶ店内では、なんだか見ているだけでウキウキしてしまいます。
日本に帰るときのお土産にしたいな〜