Le journal d'Ayano en France

感じたことや日々の記録を綴っています。自分のため、生存報告のために綴ります。

le mercredi 12 décembre *コニャックメゾン ベルトラン

 


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コニャックメゾン3件目

Bertrand ベルトラン

家族経営のメゾンでした。

 

 


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冬のブドウの木の手入れから、ブドウの成長、コニャックのできるまで。

見学者に分かりやすいよう、写真の前で説明してくれました。

言葉はわからなくても写真を見たらよく分かる!

 

 


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他のメゾンではなかなか見せてもらえないことが多いという蒸留中の様子。

室内は暖かく、ブドウジュースの良い香り🍇

 

ちなみにコニャックにするには、3月までに蒸留を終えないといけないそうです。

それ以後に蒸留したものは、他の条件が揃ってもコニャックとは呼べず、ただのブランデーになってしまいます。

ということで、期間中はほぼ休みなく蒸留機が稼働しているそうです。

 

 


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コニャックの蒸留は2回行われます。

 

特別に香りを嗅がせてくれました。

この段階ではまだフレッシュなブドウジュースの香りで、アルコールのきつい香りはしませんでした。

 


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こちらは、1回目に蒸留された液体が冷やされて出てたところ。

ブルイ(brouillis)と呼ばれる1回目の蒸留で、アルコール度数はだいたい30%。

 

 


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触っていいよとタンクを触らせてもらいました。

タンクが汗をかいていることからもわかるように、この中で気体が冷やされているので、冷たいです。

 

 


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ここで火を焚いて温められています。

確かに触ると温かい🔥

 




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こちらは2回目の蒸留の様子。

1回目の蒸留後と比べると、香りの甘さが減ったように感じました。

 

ボンヌ・ショフ(bonne chauffe) と呼ばれる2回目の蒸留で「ブルイ(1回目のに蒸留されたもの)」は更に蒸留され、アルコール度数は約70%のブランデーができるそうです。

そしてその中でも、最初と最後に蒸留された部分は使われず、真ん中あたりに蒸留されたものだけが、コニャックになります。

 

 


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左の瓶から 

蒸留前の白ワイン

1回目の蒸留 ブルイ brouillis

2回目の蒸留 ボンヌ・ショフ bonne chauffe

コニャック

 

 


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ここも熟成室の中はひんやりしています。

冷房等は使わず自然に低い温度を保つために、室内の作りに石を多く使っているそうです。

 

熟成室の温度はメゾンによって様々で、今回行った3件ともに温度は違ったように感じました。

どこも冷房を使っているところはありませんでしたが、室内の作りを工夫して、それぞれのメゾンが理想とする温度を保っているそうです。

 

 


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 試飲室

 

 


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家族経営ということもあってか、家のリビングのような暖かみのある部屋でした。

クリスマス前ということで、クリスマスの飾りもありました🎄

 

 


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コニャックとお菓子って合うんですね〰!

発見です!

写真にはありませんが、自社コニャック入りのカヌレもいただきました。

 

 


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カヌレとは、ボルドーの有名なお菓子です。

一般的には、材料にラム酒を用いるようです。

 

フランスのボルドー女子修道院で古くから作られていた菓子。蜜蝋(みつろう)を入れることと、カヌレ型と呼ばれる小さな型で焼くことが特徴である。そもそもカヌレとは、「溝のついた」という意味である。外側は黒めの焼き色が付いており固く香ばしいが、内側はしっとりとして柔らかい食感を持つ。

ボルドーではワインの澱を取り除くため、鶏卵の卵白を使用していた。そのため大量の卵黄が余り、その利用法として考え出されたものという

Wikipediaより