le mardi 18 décembre *ボルドー観光
ボルドーで現地ガイドもしている女性が、ワイナリーへ行く車の中でいろいろと教えてくださいました。
12世紀にはイギリス領だったこともあり、ボルドーのワインはイギリスへ多く輸出され、その富みによってボルドーの街は栄え、上質なワインを求めるイギリス人のおかげてボルドーワインは大きく発展したそうです。
フランスの東側は隣接国が多く、戦争の被害を多く受け、街や建物が壊れてしまったところも多くあるのに対し、ボルドーは大西洋に面していることもあり、そういった戦争の被害が少なく、建物の保存状態が良いので、ボルドーの街全体が世界遺産になることができたようです。
また戦地から遠く、安定した政治が行いやすかったこともあり、ボルドーは過去3度に渡り,フランスの首都にもなった歴史をもつ街だそうです。
そして近年では、Meilleure destination europeenne ヨーロッパ最高の観光地にも選ばれ、ますます観光客が増えているようです。
今、ボルドーの街は地価がグングンと上がっているんだとか。
車で1時間程度で海にも山にも行けるボルドー。
世界遺産になったこともあるようですが、パリからTGV(フランスの新幹線)で2、3時間程度で行くことが可能になり、利便性がグッと上がったことも要因にあるようです。
ボルドーで一番有名なスポット、ブルス広場。
世界一大きな水鏡が見られる場所のようですが、あいにく冬のシーズンは凍結防止のために、水は出ていませんでした。
長方形の水場に水が溜まり、水面に建物が写ってとても美しいようです。
この日はその水場で大勢が集まってヨガをしていました。
そしてこの反対側はガロンヌ川に面した遊歩道となっています。
ランニングする人や散歩する人、階段に座っているカップルなど、いい感じでした。
Pont de Pierre ピエール橋
ナポレオン1世の命を受けて造られた橋。
アーチのが17個あるのですが、ナポレオン・ボナパルト(Napoleon Bonaparte)の文字数となっているようです。
今回のボルドー滞在は、ワイナリー(シャトー)巡りが主だったので、あまり観光の時間がとれませんでした。
でもワイナリーを十分に見られたことと、彼女の話のおかげで満足できました。
大劇場
パリのオペラ座を建設したガルニエさんは、オペラ座の設計の際に、この
大劇場をモデルにしたんだとか。
内部もはなかなか華やかで優雅な感じらしいですが、今回は外観のみ。
街全体が世界遺産ではありますが、デパートもありブティックもたくさんありました。
フランスで一番長い商店街?、ショッピングストリート?もボルドーだそうです。
そして、人口に対してレストランの数が一番多いのもボルドーなんだとか。
最終日、宿の近くから駅までメトロに乗ろうかと思ったら、乗る直前にストライキでメトロが止まってしまいました。
フランスだし、こればっかりはしょうがない。
いつ動き出すか分からないし時間はあるから歩くか。
と駅まで歩いている途中にたまたま通りかかりました。
サン・ミッショル大聖堂
ボルドーのクリスマスマーケット
初めてのホットワイン
フランス語では vin chaud ヴァン・ショ
温めた赤ワインにシナモンなどが加えられています。
実はあまり美味しくはないと聞いたことはありましたが、物は試し。
飲んでみないことには分からない!と買ってみました。
・・・が、たしかに私の口には合いませんでした。
作り手によって美味しさが違うのかもしれませんが、もう買ってまでは飲まないかな(笑)
ワインはやっぱり普通に飲む方がおいしいです。
クレシェ
クリスマスツリーの前に飾ります。
まるで大人のシルヴァニアファミリーのよう。