le mercredi 19 décembre *日本酒試飲忘年会
試飲会を兼ねた忘年会を友だちと企画して行いました。
お酒は4種類
梅津酒造「山」「梅酒 野花」
昇涙酒造「暁」「雷」
うちのお酒を飲んでもらうということはもちろんですが、そもそも、
「日本酒ってこんな風に楽しめるんだよ」
ということを知ってもらい、体験してもらいたいと思って企画しました。
食べ物や他の飲み物は持参していただき、安価で楽しんでいただけるようにしました。
温度による違いも楽しんでいただくために、冷や(常温)とお燗の両方を用意しました。
リヨン在住の日本人のみならず、フランス人、コロンビア人、パナマ人が25人くらい集まりました。
昇涙酒造から蔵人さんも来てくださり、お酒の説明もしてくださいました。
みなさん20代、30代の方ばかりで、日本人も含め、日本酒を飲むのが初めての方やあまり飲んだことがない方が多かったです。
そのため、日本酒の飲み方や美味しさを伝える良い機会になったと思います。
日本語・フランス語の両方で説明し(もちろんフランス語は通訳していただきました)、時折質問もありながら、みなさん真剣に聞いてくださいました。
平杯を手にこの笑顔!
梅酒 野花のお燗はとくに驚かれ、好評でした。
ケークサレ(フランス生まれのお肉等が入った塩気のあるおかずケーキ)とお酒の相性が良いのはもちろん、ガトーショコラと古酒のような味わいのある「山」のお燗の相性もよく、驚かれました。
友だちと一緒とはいえ、初めて企画したお酒の会でした。
参加費の設定やどれくらいのお酒の量を用意したらよいのか、準備物や場所のことなど、決めることがいろいろとあり難しさも感じました。
また、当日の流れや説明などについても、実際に会を行ってみて反省点もあります。
しかし、そういったことも含めて、得られるものが多く、とにかくやってみて良かったと思っています!
もっときちんと場を借りて、こういった試飲会をしても、リヨン市内であれば人が集まるのではないかと感じました。
チーズやショコラ、パテなど、日本酒に合う料理もフランスにたくさんあります。
しかし、そのためにはやはり、お酒についてフランス語で説明できる人が必要だと感じました。
美味しいお酒はある、お酒のことを伝えたいという思いをもった人もいる、
しかし、実際にそれを現地の人に伝えられる人がいないということが今の難しさだと感じています。
今回は、小さい会ではありましたが、フランスで日本酒の会を開くということができ、とてもよい経験になりました。
さあ、これをどう活かしていこうかな!