Le journal d'Ayano en France

感じたことや日々の記録を綴っています。自分のため、生存報告のために綴ります。

mercredi 20 mars *フランス外国人部隊

列車の中、隣の席の方がたまたま日本人の方でした。

 

よくよくお話を聞いていると「軍人」さんとのこと。

知識のない私は、ん?軍人?

 

フランスの外国人部隊の方のようです。

フランスにはフランス人による正規軍と外国人部隊の二つがあるそうです。

「フランス陸軍所属の外国人の志願兵で構成される正規部隊である」

by wikipedia

  

国土や領土が広いフランスでは、正規軍では賄いきれない軍人の数を、外国人傭兵を雇うことで補っているようです。

フランス国内やフランス領内のパトロール警備の他に、戦地にも行き、任務をされているとのことでした。

 

どうして外人部隊に入隊されたのかという話や、フランスで外人部隊ができた経緯なども教えていただきました。

 

フランス領ギアナで、隣国スリナムとの国境(と言ってもジャングルの中らしい)を越える不法移民者や金の盗掘者を取り締まったり、パトロールすることも任務だそうです。

南アメリカの国「フランス領ギアナ」、「スリナム」。

名前を言われても、どこ? という感じでした。

この方に出会わなければ、この国に関心をもつこともなかったでしょうし、グーグルマップで検索する事も無かったかもしれません。

 

また、他にも任務の話を聞き、今まさに隣にいる人が、戦地の最前線へ行き戦っているんだと思うと、急に「戦場」というものにリアリティが出てきました。

訓練や任務中に死傷者がでることも、普通にあると。

もちろん、私の日常とはかけ離れた任務です。

私はもっと世界の情勢に目を向けないといけないなと痛切に感じました。

昔は国と国との戦いだったが、今は、テロリストとの戦いだと。

この間起きたニュージーランドのテロのことだって、あまりよく知らなかったし、でもテロリストが日本に来る可能性だってあるわけです。

 

 

自分の知らなかったことを知る、知っていたが気に留めていなかった事に関心をもつ。

電車内の一時の出会いでしたが、貴重なお話を聞かせていただきました。

 

 

 

 

マルシェにて

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たんぽぽの葉 pissenlit

火を通すと苦くなるらしく、サラダで生食の方がオススメ。

 

 


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見た目だけではどれも同じに見えてしまうフロマージュ(笑)