jeudi 21 mars *サンナゼール滞在
1月末にリヨンで開かれた国際食品見本市(シラー)で知り合った日本人女性、ナオコさんを訪ねて、ロワール地方のサンナゼールに来ています。
リヨンから特急電車で6時間、ナントという街に着き、そこから車で1時間弱でサンナゼールです。
サンナゼールで3回目の日本のイベントを開催されるということで、もしよかったら来る?と声をかけていただき、お手伝いさせていただくことにしました。
アニメや漫画に留まらない、本物の日本文化を地方からも紹介・発信していこうと、ボランティアでイベントを企画され、今年で3年目になるそうです。
私は当日、喫茶コーナーで抹茶を点てたり、お酒の説明・サービスなどを担当したり、山陰地方の紹介などを担当させてもらいます。
お金がもらえるわけでないけど、茶道をしたり、お酒の紹介に携わったり、地元のPRをできたりと、自分のこれまでの経験が活かせる機会を与えてもらえる、というのはありがたいことです。
目下の仕事は、イベントで使う折り鶴作りと箸袋作り。
とりあえず、鶴を90羽折ります。
それに向けた準備も兼ねて、先週末から4月の頭にかけて、ナオコさんの日仏家庭にホームステイさせていただいています。
そしてその後は、ナオコさんの義理のご両親のフランス家庭にホームステイさせていただいたり、フランスの西の端、ブレストという街の日仏家庭にホームステイさせていただく予定です。
サンナゼールは港町で、豪華客船の造船と、エアバス(ボーイングと並ぶ飛行機)の部品製造が大きな産業です。
以前は長崎の造船所で働いていたという方も、サンナゼールにはいらっしゃるそう。
ゲランドの塩で有名なゲランドにもほど近い街です。
塩田にも連れて行ってもらいました。
塩博物館もありました。
昔はこんな風に、30キロ以上ある塩を女性が運んでいたようです。
海を埋め立てて?つくった塩田なので、カーナビで見るとここは海。
塩作りのシーズンになると、塩作りを見に来た観光客でいっぱいになるそう。
ゲランデの中世の街
今でも城壁が残り、城壁内も街となっています。
シーズンオフは閉まっているお店も、春が近づき開き始めていました。
城壁内の教会
ナオコさんのご家族と、今度お世話になるナオコさんの義理のご両親
家庭におじゃますると、自分では作らなかった料理や、買わなかった食材と出会えたり、知らなかったことが知れて、楽しいし勉強にもなります。