Le journal d'Ayano en France

感じたことや日々の記録を綴っています。自分のため、生存報告のために綴ります。

samedi 25 mai *帰国に向けて、気持ちの整理

 

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ペリュサンの酒蔵で、瓶詰めやラベリング、日本へ輸出するお酒の準備のお手伝い。

仕事の合間に、柴犬のくるみちゃん(通称くーちゃん)の散歩を兼ねて自分も散歩。

 

ここへ来て丸一年が経ちました。

 

 


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ちょうど一年前も、心地よい風やきれいな青空、過ごしやすい気候が続いていたなぁと改めて思い出します。

すーっごく気持ちがいい!!
フランスのこの気候が大好きです。

 

とにかくやる気に満ち溢れ、この1年を有意義に過ごすぞ!と意気込んでいたなぁ。

今はその時ほどのやる気はない、、、というか、そのやる気が満足感に変わったということかな。

来る前に思っていたほど語学は習得できてないし、これという立派な成果も残せないけど、来る前には想像もしていなかった1年を過ごさせてもらっているなと。

今思えば、あんなこともできたんじゃないか、ここへも行けたんじゃないか、と、過去を振り返って悔やむこともできるけど、

そのときの私ができることをした、と、出来た事に目を向けて、この1年の経験や出会いがこれからの人生の何かと繋がればいいな〜と考えるようにしています。

リヨンだけじゃなくいろんなところへ行く機会をつくれたし、老若男女いろんな方と出会うこともできた。

「日本酒」を一つの軸として過ごせたからこそ得られた経験もあるし、知り合えた人も多い。

行動するもしないも自分次第、という環境の中で自分と向き合ったことで、より素の自分が分かるようになった気もするし、逆にやっぱりよく分からないと思う気もする。

 

 

「この1年の経験を活かさねば!、と力まなくても、きっと自然と活きてくるよ」

とこちらで出会った方に言ってもらえました。

それが1年後かも5年後かも10年後かもしれないし、はたまたもっと先かもしれないけど、自分のためだけじゃなく誰かのためにもこの経験が活かせるといいな!

 

 


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ペリュサンへ来ればいつでも見られると思っていたこんな景色も、日本へ帰るともう見られないのかと思うと寂しい。

リヨンでの生活もそうだし、慣れて来て「あたりまえ」になっていたものが「あたりまえじゃない」と言う事に改めて気づかされます。

 

正直、海外生活はちょっと疲れたなと思う部分もあるし(贅沢;;)、日本へ戻ることは寂しさ半分、嬉しさ半分という気持ち。

でも、待っていてくれる人がいる日本へ帰れるのはやっぱり楽しみ!!