vendredi 30 mai *ドゥオーモとガレリア・ビットリオ・エマヌエーレ2世 @ミラノ
ミラノのドゥオーモ
500年の歳月をかけて建てられたミラノのシンボル。
イタリアを代表するゴシック建築のようです。
長蛇の列だったので、中には入らず外観のみです。
度重なる戦争のために何度も中断された建設を、イタリアに侵攻して来たナポレオンの命によりフランスの資金で完成させたようです。
高校時代には世界史を勉強していたはずなのに、今となってはほとんど思い出せない。。。
その名前、聞いた事あるな〜とか、なんか習ったような、、、ってことばっかりなので、自分の無知さが恥ずかしい。
今ならこの1年の経験と結びつけて、あの時よりも理解しながら学べそう!学びたい!
135本もあると言われるたくさんの尖塔が印象的。
先端には聖人たちの彫像が取り付けられています。
尖塔の先だけでなく、外壁にもたくさんの彫像が取り付けられていました。
苦しんでいる顔の像もあったので、聖人ばかりではなさそう。
知識があれば、こういった彫像の意味も分かりながら鑑賞できるんだろうな〜
ドゥオーモの周りをぐるりと歩いてみたけど、ドゥオーモが大きいので、見る場所によってドゥオーモの違う姿が見られました。
段階的に工事中?清掃中?、シートで囲まれたり、資材運搬用エレベーターらしきものがあったりしました。
正面ファサードも2004年から2008年に修復されたもののようだし、段階的に修復がなされているのでだろうか。
ファサード中央にある大扉。
昔は木製だったらしいですが、120年前に今のような青銅製に取り替えられたそうです。
近寄ってみると、多くの人が撫でたのか数カ所だけ金色に剥げたところが。
足が速くなるとか、なにかご利益でもあるのかな?
ドゥオーモ前の広場から伸びるアーケード、ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世。
イタリア初代国王にちなんでこの名前がつけられたそうです。
エレガントでラグジュアリーなアーケード。
天井が高い!
張り巡らされた鉄骨にガラス張りの天井が視界に飛び込んできます。
アーケード内のお店は、プラダやルイ・ヴィトン、シャネルなどの、この雰囲気に恥じない高級ブランド店やカフェが立ち並んでいました。
ディズニーランドのワールドバザールのモデルになったとも言われています。
2つのアーケードが十字形に交差する交差地点は、ガラス張りの高いドームになっています。
写真を撮らずにはいられな美しさ。
アーケードを抜けると、レオナルド・ダヴィンチの像
2019年で、ダヴィンチの没後500年だそうです。
ダヴィンチが亡くなったとされているのは、フランスのロワール地方にあるアンボワーズ城近くのクルーの館。
彼のお墓があるのはアンボワーズ城内の礼拝堂。
ここには去年の9月に日本から来た友だちと訪れました。
「最後の晩餐」とロンドンのナショナルギャラリーで見た「岩窟の聖母」、ルーブル美術館で見た「岩窟の聖母」は、ダヴィンチがミラノで活動したときに制作された作品のようです。
自分が訪れた地や見た作品、その作者などが自分の中で繋がっていくのが、おもしろい。
そしてそれが叶う環境にいたことに改めて感謝。