Le journal d'Ayano en France

感じたことや日々の記録を綴っています。自分のため、生存報告のために綴ります。

le mardi 18 septembre *オランダでのお酒のイベント

 


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輸入業者の10周年を記念したイベントに参加するために、父と一緒にオランダへ

 

 


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日本各地から取引のある15蔵が集まりました。

 

 


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会場は、海外らしくこんなリラックスゾーンもある、レストランの上階

 

 

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輸入業者の取引先の方や、一般の方がいらっしゃいました。

 

 


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試飲会🍶

 

オランダだけでなく、ノルウェーやベルギーのお客さんもいらっしゃいました。

 

今回うちが用意したお酒は3種類。

他の蔵よりラインナップ数自体は少ないけど、うちの蔵だけ冷とお燗の飲み比べもしてもらいました。

反応は様々。

お燗酒が初めてだという方もいたし、飲んだことがあるという方もいました。

 

「お燗酒に向いているお酒を探している」

というノルウェー人の居酒屋さん。

おお!そんな方がいるなんて!

その方の話によると、ノルウェーではお酒と言ったら、温かいお酒がイメージされ、お燗酒が好まれるようです。

だから、お店で「お酒」を頼んで冷たいお酒が出てくると残念がられるようです。

やっぱりノルウェーは寒い地域だからでしょうか🤔

 

フランスでも、今回の試飲会でも、日本酒はやっぱりワイングラスで飲まれています。

ヨーロッパではやっぱり冷やでワイングラスか〜と思っていたので、ノルウェーではお燗酒が好まれているということは嬉しい情報でした😆

ついつい「ヨーロッパ」と一括に考えてしまっていたので、国ごと、地域ごとに考えた方がいいなと気づきました。

 


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プログラムに演奏会があるなんて、なんて外国的🎷🎹

 

 


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ディナー

 

 


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オランダ料理、というわけではないそうですが、オーガニックを意識した創作料理でした。

 

 


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オランダではよく海藻が使われるそうです。

 

 


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海が近いので、魚料理も多いようです。

 

 


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ブルーチーズ、ナッツ、木苺、マリーゴールドの花びらなど

オランダもやっぱり、デザートの前にチーズか出ました。

 


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茶の味のかき氷、、かと思いきや、葉っぱの味でした(笑)

赤カブが使ってあるので、甘いようで、甘くない、不思議な味のデザートでした。

 

 


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輸入業者主催のディナーでは、参加した蔵のお酒が料理にペアリングされて出てきました。

ただし、やっぱりワイングラスで、冷酒。

個人的には、冷酒であったこともあってか、これらの食事と日本酒を合わせて美味しいか、と聞かれると、

美味しい!! とは素直に言えないのが複雑なところ💦💦

料理とお酒を別々に口にしたら、もちろんそれぞれの良さはありますが、食が進むか?と言われると難しいなぁ〜のが本音です。

 

 

ヨーロッパの方がお酒を飲まれる様子を見て、気づきもいろいろとありました。

その一つとしては、食事ごとに出されるお酒が最初に二口三口ほど口をつけられただけで、かなりの量を残したままテーブルに残っていたということ。挙句の果に、次々とお酒が残ったままのグラスがウエイターの方に下げられていきました。

 

各蔵元が、あれだけの手間暇や気持ちを込めて作ったお酒が、大して飲まれずに次々と片付けられていく様子を見るのは、蔵元の娘としてとても心が痛かったです。

いつもこんな風に、海外でお酒が飲まれているのかどうかはわかりませんが、そつだとしたら、

「お酒は売れているとしても、飲まれているとは言えないのではないか」、というのが、感じたことです。

 

 

個人的には、父の教えのせいもあってか、圧倒的にお酒は燗酒派です。

なぜなのか聞きたい方はまた別の機会に(笑)