Le journal d'Ayano en France

感じたことや日々の記録を綴っています。自分のため、生存報告のために綴ります。

le samedi 29 septembre *les halle de lyon 日本酒試飲会

Lyon🦁


f:id:ayanoafrace:20180929211904j:image

 この週末はles halles de lyon Paul Bocuse レアル・ド・リヨン・ポールボキューズ で日本酒試飲会がありました🍶

ここはリヨンの中央市場で、中にはチョコレート、パン、チーズ、海鮮、ワイン、ソーセージ等のお肉、お菓子、お惣菜屋さんなどが入っています。

イートインができるお店もあります🍴🍷

地元の人もいますが、観光客が多めかなといった印象も受けます。

ちょっとお高めだけど、お土産やちょっと贅沢したいというときにピッタリのお店です🎁

 

 


f:id:ayanoafrace:20180930035223j:image

今回開かれたイベントがこちら!

 

食の街リヨンと言われるのに、日本酒の浸透具合はパリと比べ物にならないくらい低い気がします。

そんなリヨンでは、こうして日本酒だけにスポットを当てたイベントはほとんどないようです。

 

今回は、昇涙酒造の他に、大手日本食輸入業者、茨城県の酒蔵、広島県の酒蔵、東京で和酒バルをされている輸入業者の方、ブルゴーニュで個人で酒やビールを造っていらっしゃる方がいらしていました。

 

 


f:id:ayanoafrace:20180929211921j:image

昇涙酒造のお酒は4種。

左から、雷・暁・浪・風

 

もうすぐ、日本にも輸入されます!!⛴

 

 


f:id:ayanoafrace:20180929211936j:image

 会場はこんな感じで、レアルの一角で開催されました。

ゆる〜い感じで、お客さんといろいろお話しながらお酒のPR。

 

 


f:id:ayanoafrace:20180930034557j:image
蔵のこと、お酒のことを知っていただく良いチャンスでもありました。

リヨンから小一時間で昇涙酒造に行けるので、ぜひ来てください!とアピールも忘れず😃

 

 


f:id:ayanoafrace:20180930034401j:image

フランスの方だけでなく、リヨン在住の日本の方もいらしてくださいました。

また、種類の異なるお酒を試飲して「それぞれ何が違うんだ?」と興味をもってくださったり、異なる温度帯のお酒を飲んで、日本酒の幅の広さを実感してくださった方もいらっしゃいました。

最初から、お燗酒を求めて来られるあり、嬉しかったです。

 

 

しかし残念ながら、「これ何?」と興味を示してくださっても「Sake」と言うだけで「Sake😧」と言って顔をしかめる方もいらっしゃいました。

そういった方はおそらく白酒(パイチュウ)をイメージされているのだと思います。

白酒とは、中国の蒸留酒でアルコール度数は40度くらいあります。

日本酒は醸造酒、白酒は蒸留酒という点でもまったくの別物なのです!!

しかし、どうやらフランスでは日本酒が知られるずっと以前から、中華料理屋で「Sake」という名前で白酒が出てきていたことがあり、こちらの方のイメージするSake=白酒ということが多いようです。

 ということで、「Sake?ああ、あのアルコール度数が高いやつね〜😅 それなら要らないわ😦」という反応になってしまうのかと思います。

 

日本酒、お酒を広める前に、そういった酒へのイメージを認識し直してもらう必要があるので、なかなか先は長いです。

そのためにも、地道でも、こういう風に説明しながら実際に飲んでいただくという機会が大切なのだと思います。