*フィッツウィリアム美術館 @ケンブリッジ
ケンブリッジ大学の一部の美術館。
大学の美術館とは思えない風格と芸術コレクションの数々。
絵画だけでなく、彫刻やアンティーク、陶磁器、工芸品などもたくさんあるようです。
ケンブリッジは日帰りで十分、と聞いてたけど、私的には時間が足りないー💦
美術館全体をゆっくり見る時間がなく、興味のあるところをかいつまんで鑑賞しました。
入った瞬間のエントランスからすでに、おおー!って感じ。
モネ
描かれているのは、モネの息子と後の妻。
モネ
モネ
モネとシスレーは作風が似ているけど、シスレーはこういった荒々しい自然の絵は描かなかったんだとか。
死者の勝利
ブリューゲルの作品は細かくいっぱい描き込まれていて、絵の中にいろんなストーリーが含まれている感じがして面白い。
机の上に広げて、近づいてじっくり鑑賞したい。
村の祭りのような題材で、踊っている人もいれば、飲んだくれで酔いつぶれる人もいるし、人間味があるのが親近感の湧く作品。
こっちは、楽しくスケートをしている作品かと思いきや、タイトルは罠。
左下には氷上に空いた穴、右下には鳥罠。
氷上でスケートに興じる人と、罠の餌食になる鳥とは、『油断すると簡単に命を落としてしまうよ』といったことを明示した作品らしいです。
そんなことが意味が含まれているなんてー!
ブリューゲル次男の作品。
こういった花瓶の構図もよく見るけど、その先駆者となったのが彼のようです。
花瓶の下には宝石やアクセサリーが描かれているから、宝石商に依頼された作品か?、って解説されていました。絵画ってそういう風に読み解くのか!
イギリスの家
こんな感じで家同士がくっついていて、出窓があるおうちをよく見かけました。
こんなおうちはフランスではあまり見かけないかな。
キングスカレッジの正面玄関