Le journal d'Ayano en France

感じたことや日々の記録を綴っています。自分のため、生存報告のために綴ります。

le lundi 5 novembre *Salon des vins

 

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Salon des vins

ワインの試飲会イベント🍷

10月末の土・日・月と計3日間参加してきました。

 

せっかくフランスへ来たから、ワインのことを少しは分かるようになりたいなぁ〜と思ってはいたけど、なかなか進歩がなかった私。


本やネットで地域のことや品種などの名前は分かっても、いまいち頭に入ってこない😫

カタカナってなんだか覚えにくい〜

しかも、そうやって本とにらめっこしながら勉強するのはおもしろくないー

でも、ワインのことをもっと知りたいー!

 

ということで、ワインのことはよくわからないけど、とりあえず行ってみよう!

と、同じくワーホリで来ているパティシエの友だちと行ってみました。

 

そうしたら、ばったり出会った知人の知り合いに、ワインに詳しい方がいらして、いろいろと教えていただきながら回ることができました😆

本当にありがたいご縁でした。

 


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 土日は人が多く、かなりごった返していました

箱買い(6本入)する人も多く、半年分のワインを買い込む!というつもりで来る方も多いそうです。

これからクリスマスシーズンだし、家族や友人で集まることも増えるからたくさん買う人も多いのでしょう🎄

 

 


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ビオディナミという育て方を用いて作られたワイン。

 

 


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ワインの生産地域がかかれた地図。

勉強になるし、おしゃれだしと思って、思わず購入してしまいました。

 

 


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入場の際に、こんなグラスをもらい、それに注いてもらって試飲をします🍷

ソムリエなどの方にはプロ用の、また別のグラスが用意されていました。(写真をまた載せます。)

試しにプロ用のグラスをお借りして飲んでみると、同じワインでも味わいが異なることを経験しました!

こんなにワインがおいしくなるなんて💥

グラスの中でよく空気に触れることで、ワインの味が開いてくるそうです。

また飲み口の部分のガラスが、プロ用の方が薄いように感じ、その分味わいも繊細に感じられるような気がしました。

最終日になって、私の名刺(梅津酒造)でも、お酒関係だということで、プロ用グラスがもらえることが分かり、それをいただきました。

 

 

 

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初めに飲んで美味しくて、帰りにお買い上げ

アルザスワイン

 

 


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ワインを飲み比べながら、それぞれのワインについて教えていただきました。

 

 


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この白ワイン、めっちゃ美味しかったー!!

ブルゴーニュのグラン・クリュ(特級畑)

さすが〜🎊

 

 


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Salon des vins に行く前日にたまたま飲ませていただいたワイン。

いわゆるデザートワインといつやつで、甘くておいしーい😍

Salon des vins でも探しました。

デザートワインじゃないものも美味しかったです。

 

 

 

 

❖教えていただいたことの覚書や感想メモ

北から順に各地域のワインを比べることで、気候が生むワインのボリュームの違いを掴むことができる。

ワインの酸がつくるボリューム(酸が豊富だと引き締まり、少ないと広がりをもつ)。

北の地域ほど日照量が少ないため、すっきりとしたワインに仕上がる。

南に行くほど日照量が多く、ブドウが完熟するためどっしりとしたワインに仕上がる。

 

同じ造り手でもセパージュ(ブドウの品種や配合)や年度が異なることで、印象の異なるワインが仕上がる。

また、同じセパージュや年度のブドウを使っても、造り手により味が異なることを体験した。つまりそれが、その造り手の個性。だから、“ブルゴーニュだから”、“ボルドーだから”とは一概に言えない。もちろん、その地域のもつワインの大まかな特徴はあるが。

 

土壌の違いが、ブドウの味に大きく影響を与えるということ。

しかし、土中にミネラル分が多いこと(化石やミネラルを多く含む石が土中にある)が、ワインの味としてミネラル分を感じることに直接つながりがあるということは科学的には証明されていないのが面白い点。

酒米も土壌の違いが味に影響するのか?

 

ワインに使うブドウは収量が少ない方がベター。土のミネラルがブトウに凝縮されるから。

 

シャンパンに用いられるブドウは3種類。

栽培地域の北から順に、黒ブドウのピノ・ノワールピノ・ムニエ、白ブドウのシャルドネ

 

 ワインの苦みとは、ブドウの皮に由来する。

渋みはタンニン由来。

タンニンと酸は殺菌効果があり、それにより長期熟成に耐え得る。

タンニンは熟成されることで少なくなっていく。

早飲みワイン(熟成させなくても美味しく飲むことができるワイン)は、もとからタンニンが少ないとも言える。

長期熟成しても美味しいワインということは、長期熟成に耐え得るワインとも言える。

ブルゴーニュワインはタンニンと酸が特徴。

 

ワインの味をベリーに例えるのは濃度を示している。

本当にベリーの味がするというわけではない。つまり、濃度を表す指標。

濃度が濃いほど黒いベリー。

 

ボルドー

カベルネソービニョンは皮が厚い。つまりタンニンが多い。つまり長期熟成に耐え得る。

 

 

 

まだまだある気がするけど、とりあえずここまで👍

とにかく、ワイン奥深さを少し体感することができたよい3日間でした。

翌週末にブルゴーニュへ行くことを決めていたので、それも相まって、ワインについて知りたいという思いが高まって行きました!

本当だったら、講師料をお支払いしないといけないんじゃないなと思うほど、良くしてくださったハマダさん。

ありがとうございました😊

今度は私が日本酒のことをお話します!🍶

 

 


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3月にもまたワインのイベントがあるようです!

今回よりもっと楽しめるように、知識を増やしていきたいです。