le jeudi 27 décembre *クレッシュ crèches
マダムが車で近くの村へ連れて行ってくださいました。
様々な種類のクレッシュ・ド・ノエル(creche de noel)が展示され、見応えがありました。
クレッシュ・ド・ノエルとはキリスト降誕のシーンを再現した模型のことです。
クレッシュだけでなく、街のところどころにクリスマスの飾り付けがされていました。
フランスではクリスマスツリー(sapin de Noel)は、本物の木を使うことも多いようです。
最近ではプラスチックの木を使う家も増えてきたようですが、本物の木の方が香りもして良いんだとか。
スーパーやマルシェでツリー用の木が普通に売られているので、最初はとても驚きました。
こちらは卵を入れる紙製のパックや、ワインの緩衝材で作られたエコロジーなクレッシュ
夜になるとろうそくを灯すのでしょうか。
こんな風に外から見えるように、窓辺に展示している家やお店もいくつかありました。
20センチ四方くらいの比較的小さなクレッシュ。
リース付きでこれも素敵です。
ドアにかけてありました。
レストランの前のクレッシュ
発想がおもしろい!
ちゃんと回っていました。
植木鉢を使ったこんなユニークなクレッシュも
こちらの教会は静かな音楽も流れていました。
写真左側のスペースにクレッシュが飾ってありました。
こうしていろいろな飾りを見ると、改めて日本のクリスマスとの違いを感じました。
やはりこちらではクリスマスのお祭りということで、宗教的な意味合いが強いことがあると思いますが、クリスマスがただのイベントととしてではなく、大切にされているように感じます。
飾りも日本のクリスマスは、サンタクロース、トナカイ、雪だるま、雪の結晶といったものが中心な気がしますが、こちらではそういったものはあまり見かけませんでした。
色合いとか飾り付けがなんというか大人っぽい感じ。
どちらが良いとかではなくて、日本のクリスマスが、“日本の”クリスマスとして独自の文化?をもっているのだと感じました。
マダムの知り合いの陶器屋さんにも行きました。
陶器好きな私にはたまりません!
女性オーナーが作られた作品で、落ち着いた暖かみのある色合いの陶器でした。
形もいろいろあり、こんな食器で食卓を彩れたら豊かな気持ちになれそう。
たまたま立ち寄った洋服のお店では、機織り機を見ることができました。
動いているところは初めて生で見ました。
そこの女性オーナーは、東京であった森英恵さんのコンクールにも出たことがあるそうで、日本語で名前の書かれた受賞記念の胸花を見せてくださいました。
私の巻いていたストールを見て、「素敵ね〜」と。
そう、それは織物の街、西脇の誇るタマキニイメさんのストール!
たまたまお世辞で言ったのかもしれませんが、見る人ちゃんと分かる代物なんだと思いました😊