Le journal d'Ayano en France

感じたことや日々の記録を綴っています。自分のため、生存報告のために綴ります。

le lundi 7 janvier *ソーセージ作り

 

 

初体験!

ガチンコソーセージ作り見学・体験!!

 

人によってはグロテスクだと感じたり、ショッキングだと思う方もいたりするかもしれないので、その方は見飛ばしてください。

 

生きている豚からソーセージを作る過程を見せていただきました。

一応、フランスでは現在は各家庭で作ることは衛生上の問題等から禁止されているようですが、田舎では相変わらず普通に行われているようです。

日本の野焼きみたいなものかな、と。(本当は届け出がいるらしいと聞いたことがありますが、実家の田舎の辺りでは普通に田んぼで行われています。)

 

 

 

豚を一頭買って、一日がかりで切り分け、ソーセージやパテ等の加工食品を作るようです。

今年は3件の共同出資だそうで、豚を2頭買って、朝から晩まで2日かかりでしていました。す、すごい(゜o゜;



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 どんなところでするのかと思ったら、田舎の普通のお宅です。

 

 


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豚を丸々解体し、部位ごとに切り分けて行きます。

奥のおじいちゃんはこの道のプロ!

手さばきとスピードが違います!

 

 


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夫も体験させてもらいました。

 

 


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豚の切り分けと並行しながら、ソーセージ作り。

 

 


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ブーダン(boudin)というソーセージ。

鮮やかなピンク色の液体は、、、豚の血液です。

煮詰めたリンゴやタマネギ、生クリームやハーブ、スパイスなどを入れます。

 



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ブーダンとは豚の血と油を腸詰めした、フランスの血肉ソーセージ。

バケツの中にかなりのとぐろが巻かれています。

もちろんこの腸も解体した豚のもの。

 

 


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Before

 

 


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After

できたてほやほやをいただきました。

けっこうホロホロで、身は柔らかい。

においや味は、まあまあ生臭く、好き嫌いが分かれるかな〜という感じです。

ちなみに私も一口で十分でした。

 



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お昼は、みんなで集まってワインを飲みながら食卓を囲みました。

 

 


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牛肉の赤ワイン煮込み (Boeuf bourgignon)

付け合わせは、ジャガイモとチーズのグラタンみたいなもの。

この2つだけでもなかなかヘビーなメニューですが、やっぱり食後にはチーズも出してくださいました。

そして、食後のデザードはカスタードプリン。

 

 

 

 


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豚をと殺する様子。

見ようか見まいか悩んだし、見なくても良いよと言われてたけど、貴重な機会だと思って見せてもらいました。

 

豚の悲痛な鳴き声も響き、それすらだんだんと小さくなって途絶え、、、

手を合わせずにはいられませんでした。

命をいただくとは、正にこういうことなんだなとも実感しました。

食育という言葉で片付けるわけではありませんが、これも一つの大切な食育。

スーパーで切り分けられたパックのお肉を見ているだけでは感じられない、なんとも言えない感情が動きました。